モン族の刺繍

タイの北部に住む山岳少数民族モン族の村にお邪魔してきました。

美しい民族衣装などが有名なモン族ですが、戦争に翻弄された民族でもあります。


今回お邪魔したのは、タイ北部の町チェンライから100kmくらいのラオス国境近くの山の中にある小さな村です。


この村の人々は、元々ラオス国内に住んでいましたが、1960年~70年代にかけてのラオス内戦やベトナム戦争に翻弄され、タイへ難民として逃れてきました。

文化や言語の違いなどあり、タイ社会の中でもまだまだ弱い立場に置かれています。

十分な農地もなく、遺伝子組み換え作物一辺倒の農業となっており、生活自体も安定していません。


当店ではモン族の村の女性たちが作っている民族衣装の刺繍をアレンジした手芸品を取り扱っています。

一針一針丁寧に刺繍された作品は、村の女性たちが農作業や家事の合間に作業して作られたものです。

クロスステッチをつなげて、鮮やかな色合いの模様を作り上げていきます。

こんなカメのマスコットもありますよ。

丁寧な手仕事をぜひ手に取って見てみてください!